シンガポール通信 3


よく外国人は物をはっきり言い過ぎると私たち日本人は言いますが、ここに来て思ったのは意外とやわらかく言う人が多いなぁということ。

西洋人の先生の中には何か頼む時にやわらかいどころか

「君が忙しいのは判ってるんだけど、僕もどうしてもコピーが必要だし、申し訳ないと思うんだけど・・・でもね、そのね・・・あのね・・・」

とあまりにも遠慮がちに頼んでくるので、前置きが長すぎて

「結局何を頼みたいの?」

ということになることが多いのです。

あれこれ言わずにストレートに言ってもらった方が判りやすいのですが。。。


それに比べ、シンガポーリアンは単刀直入。

「もう少し言い方ってものがあるだろっ!」って言うくらいストレートです。

シンガポールは英語が母国語ではない多民族で成り立っている国なので、洗練された言い回しや複雑な言い方は反って判り難いのかもしれません。

こっちに来てくれる?と言えばいいのに「COME!」とか「COME、COME!!(何も2回言わなくても・・・)」 犬じゃないんだからぁ・・・

殆ど毎日のように「COME!」と呼ばれ、いつか「ワン!!」って答えてやるぞっと心の中で思っているのですが、この前うっかり生徒さんを「COME!」って呼んでしまって。。。

あ〜あ。犬じゃないんだからぁ・・・・

【キティポン】

Kittipong Ariyawutthiphan (キティポン あと読めない。。。) 11歳。

彼はタイからの留学生で、シンガポールの公立小学校の入学試験を受けるためやってきました。

学校の入試は11月ですが、彼は5月にやってきて、この学校で英語の勉強をしています。

彼がシンガポールに来たばかりの頃はまだ10歳だったのと、いきなりお兄さん/お姉さんたちと一緒のクラスに入れられ(彼から見れば大人の生徒ばかり)、その上先生は外国人のちょっと怖そうな先生。

きっと不安一杯だったと思います。

最初の頃は授業が終わって一階の受付の前でガーディアンを待つ間、道に面した窓に張り付くようにして立っていて、ガーディアンの車が来ると後ろも振り返らず飛び出していってました。

(* ガーディアンというのは子供の留学生を受け入れ、面倒の一切合切全部見ているエージェントの事です。)

10歳の時に親元離れて外国に来るって・・・・彼も心細いでしょうが、手放したお母さんもきっと淋しい思いをしているのでしょう。

しかも彼の場合はお兄ちゃん Natthaphon Ariyawutthiphan (ナタポン あと読めない。。。。) 14歳も一緒に留学してきています。

息子を2人とも外国に送るのは両親も淋しいし、心配だし、辛いことだと思います。

でもその思いを乗り越えてもシンガポールで教育を受ける方が将来メリットがあるのでしょうか。

それぞれの国の教育事情を知らない私には計り知れないのですが、毎年子供の留学生がシンガポール周辺国からやってくるので、おそらくメリットがあるんだと思います。

シンガポールの教育はとても厳しく、わずか小学校4年生くらいで もう最初のふるいに掛けられ、日本の中学生にあたる時期にまたふるいに掛けられます。

一度ふるいから落とされるともとの場所に戻ることは不可能。。。落とされっぱなし。

子供なのであとから伸びる子もいると思うのですが、戻ることが出来ない、熾烈な競争社会です。

大学にいけるのはごくわずか。過酷です。

そんな競争に勝つために先生も生徒も必死。

先生にはある程度の体罰は許容されているらしく生徒を定規とかでピシピシ叩いて教えるなんてことは当たり前の事らしい。

親元離れて淋しいなんて言っているようではついていけないんだそうですが。。。。

そんな厳しい状況の中で大丈夫かしらとついつい思ってしまう私の思惑をよそにキティポンは日々逞しく成長しています。

今は子供達も何人かいますがキティポンが来星した時には小さな子供は彼1人でした。

最初は何を聞いてもただ恥ずかしそうに微笑むだけでコミュニケーションも取れなかったのですが、そのうちガーディアンのお迎えがいつも1時間くらい遅れるようになったので、その間英語のゲームをやったり、宿題を見てあげているうちにすっかり仲良しに。

無垢な笑顔がとっても可愛らしい子で、私は「太陽の子」と密かに呼んでます。

その上頭もよく皆に可愛がられる子です。

最近では英語も上達し、時々私にお菓子を持ってきてくれて、「あげるよ、もっと食べなよ!」ってすっかりおにいさんぽくなってます。

年の差さえなければラブラブの間柄なのに。。。残念!!

そんな可愛いキティポンですが、同年代の子供達とゲームカードで夢中になって遊んでいる時は、はっきりいってタイのおやじが入ってます。

タイ語で何だかんだ興奮して言っている時などはバンコックの道端で仲間同士でお酒を飲みながらカードをやっているおじさんとほとんど同じ。

彼の将来の姿を垣間見た様な気がします。。。。

ま、そんな真剣なおやじ風の姿も可愛いと思ってしまうのはえこひいきってものでしょうが。


【スプラッタ!! 事件は教室で起きているっ!!】

12時ちょっと前に私のお気に入りのキティポンが誰かに付き添われて(あまりの事に誰だったか思い出せないんですが)Officeに入ってきたんですが見ると手が血だらけ。

本人は真っ青で倒れる寸前。

その異常な様子と血だらけだったのとで、機械とかドアとか何か重いもので手をはさんで、指が落ちてるんじゃないかと想像してしまい傷の状態を見るのも怖かったんだけど、愛しのキティポンのためなら私も強くなれます。

最初に指の数を数えちゃいました。。。。

私ってクールだわっ!

大丈夫だった、指はちゃんとついてました。

でも、彼は右手の甲をざっくり切っていて、一人では立っていられない上 吐いてしまうほどのショック状態。

後ろから付いて来たタイ人の男の子 12歳が「僕がやった、僕がやった、僕がやった・・・・」ってこちらもパニック状態で繰り返すばかりで。。。。

一体全体何を使ってどうやればこんな怪我をするのか判らないままとにかくキティポンの手を押さえ止血しながら車で病院へ。

結局11針も縫うひどい怪我でした。

縫っている間もずっとそばで付き添って励ましてたので、ドクター達から「お母さんか?」って聞かれたけど、どっからどこまでもティピカルジャパニーズの私とやや肌が浅黒いキティポンとどう見たら親子だと思うのよね?

でも良く考えたら、いろんな人種が混ざっているこの国なので、ありえることかもしれません。

キティポンは時々泣いたけど、頑張って治療に耐えていました。

長いまつげの大きな瞳から大粒の涙がこぼれて「Finish? 」「Pain?」と何度も聞きながらもぐっとこらえていて、私の方が泣きたいくらいだった。

そういえば麻酔もしないまま縫ってたな。。。。可哀相に。

治療の途中で、キティポンからナイフで切ったことを聞いたんだけど、何でナイフで切ったのか判らないまま。

どうして学校にナイフが?????

ただ、一つ勉強したのはどんなナイフなのか見たほうが良かったということ。

ドクターからどんなナイフなのか、果物や肉などを切ったことがあるのか、清潔なナイフなのか汚れたナイフなのか散々聞かれたんだけど、ナイフを見ていなかった私は何一つ答えられなかった。。。。

なぜこんなことを聞かれたかっていうと、破傷風の心配をしていたっていうことが後で判りました。

やっぱり南国ですね、ここは。

キティポンは治療のあと破傷風の予防注射(最初は痛み止めかと思ってたんだけど)を肩に打たれて、どうやら手の傷よりもこの注射の方が痛かったらしくずっと後まで注射が痛かったって皆に話していました。

病院から戻ってくると傷つけてしまった方の子は私を見たとたん泣き出すし、パニックがまだ治まらないらしくブルブル震えてるし、体もすっかり冷えきってました。

「キティポンは怒ってないから泣かなくてもいいよ。大丈夫だから」ってなだめて落ち着かせやっと話を聞いてみると、授業中に2人でふざけていて、そのうちその子がスイス アーミーナイフを出して握っていたところに、キティポンがナイフがあると気づかずに手をふり払って、運悪くナイフにもろあたったらしい。
(彼らの話を要約するとそういうことのようです・・・キティポンが彼をかばっている節もあるけど)

いずれにしてもナイフなど学校に持ち込んでいるその子が悪いし、持たせているガーディアンももっと悪い。(知らなかったかもしれないけど・・・・)

加害者になっちゃったその子は注意欠陥障害があって、授業に集中しないで騒いだりするので、他の生徒さんからもクレームのきている子なんだけど、根はとっても素直ないい子で頭もいい子。

だけど、そんな子だからこそガーディアンは気を配らないといけないと思うんです。

暫くすると彼も落ち着き、とりあえず2人一緒にお茶を飲ませて片方に謝らせて丸く収まりました。

子供って素直だからいいわねぇなんて変なところで感心しました。

その後は仲良く遊んでたので、ホッ! 心の傷はそれ程深くなかったのかも?と一安心です。

でもキティポンのお母さんにとっては一安心なんてとても出来ないことでしょうが。。。。

キティポンも後で私たちのところに来て彼のガーディアンには言わないでくれ、彼が怒られるからと友達の事を心配していて。

あぁ、やっぱりこの子は可愛い!!っておばちゃんは改めて愛しく思ってしまいました。

子供の間では丸く治まりましたが、学校としてはそのままにしてはおけません。

明るい北朝鮮と陰口されているシンガポールは、いろいろ規制事項が多いのですが特に凶器には事の外厳しく、ナイフを持ち歩くのはもちろん違法。

ましてどんな理由でも人を傷つけたら鞭打ちです。

今回は子供のやったことだし、故意でやったことではないので警察沙汰にする気はさらさら無くても、両方のガーディアンとは話をしないといけません。

それは、英語がしどろもどろの私のお仕事ではなく、英語の堪能な校長先生(私の友人)のお仕事でしたが。。。。

彼女も気が重かったと思います。

一緒に病院へ行ったローカルスタッフも私も後になってホッとして、そのとたん2人とも震えが来ちゃいました。

2人とも最初に血を見たとたん全てがすっ飛んでしまい、誰が彼をここまで止血しながら連れてきたのかも思い出せない状態。

ちゃんと御礼を言いたいんだけど、頭の中まっしろ・・・・記憶がないのです。

本当に不思議。

絶対見ているはずなのに、キティポンの手以外の風景はすっぽり切り取られたかのようで、何一つ記憶に残ってない。

こんなことでは事故現場の目撃者にはなれないぞ! ってなりたくも無いけど。。。

とにかく2人とも「疲れたねぇ〜怖かったね〜 フー」とため息をついてヘロヘロ。
その夜は全然眠れませんでした。

目を閉じるとキティポンの血に染まった手と傷口が見えてくるし。。。。

自分の子だったらきっと卒倒していたかも、って自分の子はどこに居るの?

でも本当に、本当に、本当に怖かった。

もうこんな思いをするのは嫌です。。。。

キティポンの手も幸い神経は切れてなかったみたいで本当に良かった。。。

ただ、彼は翌週から随時公立学校の入試を受ける予定なので、ちゃんと鉛筆が握れるのか、上手く書けるのかが心配ですが。。。。

翌日担任の先生に誰が彼を止血しつつOfficeに連れてきたかを聞き、御礼を言ってキットカットをあげたんだけど、「僕も頂戴!」っていろんな子が押し寄せてきて、その中で一番最初に襲い掛かるようにそのキットカットを奪っていったのが今回の加害者君!

奴はちっともわかってないぞ。。。。

先生も「彼がもらったものだからダメ!」って生徒達を止めようとしていたけど、「皆で食べればいいよ!」って彼もまたいい子だわっ!

そういえば顔も渥美清似のいかにも人がいいって顔してます。

あ、でも今思い出した!!

この前授業をふけて外でタバコ休憩してたから、私がこっぴどく叱った子だ。

そうか、彼はいい奴だったか。。。。

受付のおばちゃんの「悪い子リスト」から外しておこう!!


【山根君】

私がシンガポールに来てすぐの頃に学期末試験があり、その試験の途中に突然席を立ち「おなかが痛い」と言ってダダダッとトイレに駆け込み、「紙が無かった」と言ってダダダッと下の階に駆け下りて行く男子学生がいました。

その後姿を見送りながらなんだか誰かに似ているような気がすると思ってましたが。。。。

思い出しました!!

ちびまるこちゃんにでてくる「山根」に似ているんです、雰囲気が。。。。

特に胃のあたりを押さえながら背中を丸めている様子が。。。。

本名 Nguyen Ngoc Thai 19歳。

ベトナム語で発音するとグエン 何とかなんですが、ベトナム語の発音はあまりにも難しいので、私たちはニューエン ノッグ タイと呼んでます。

そして私は心の中で「山根君」と呼んでます。

なかなか綺麗な顔立ちをした男の子で、性格も可愛らしく、学校にもほとんど欠席せずきちんと来てますが。。。。。 時々突拍子もないことをしでかします。

山根君はおトイレから戻って再び試験を受けていたのですが、やがてこちらを見てなにやら質問したそうな様子で私を呼ぶので行ってどうしたのか聞いたら一言「むずかしい。。。。難しくて判らない」ってそんなことで呼ばないでぇ!!

試験は難しいに決まってるじゃない!

難しいといいながらも無事試験に受かり次のレベル、「レベル4(最終レベル)」に進級した山根君でしたが、暫くするとレベル4のクラスの他に下のレベルのクラスにも出席しているのを発見!

「どうして2つのクラスに出てるの?」と聞くと、

「僕あまりよく判らなかったからもう一度レベル3も復習したいんだ」。

勉強熱心なのはいいけど、その分授業料を払ってよぉ。

9月末にも学期末試験があったのですが、そのときもやってくれました、山根君!!

WRITING TESTのあとにSPEAKING TESTを予定していたので、WRITING TESTが終わっても教室から出て行かず席に留まるよう生徒には指示していました。

終わった子から順番に呼んでSPEAKING TESTを行う部屋に連れて行くのですが、呼ばれるまではそのままの席で本を読んでいても何をしていてもいいことになってます。

山根君は新聞を読んでいたので、試験監督をしていた校長も私も既に彼は終わって解答用紙を提出したあとだと思っていたのですが、新聞の下に解答用紙があるのを校長が発見!

「もう終わったの?」って聞いたら「うぅん、まだ」「じゃ、何で新聞読んでるの?」

「だってね、僕あまり単語を知らないから新聞で調べてるんだ」 って。

それって。。。。カ・ン・ニ・ン・グって言うんだよね、普通。


あまりにも無邪気に言うので校長も思わず言葉につまり「ウ。。。。」 そのあとクラス中 爆笑!

彼のwriting testの回答は環境問題について面々と記述されていたけれど、あまりにも出来すぎ。

記事から丸写ししたのかも・・・・・

でも彼の憎めないところは全然悪びれてないところ。

本当はそこが困るところなんですけどね。。。。

無邪気に自分は正しいことをしてると思い込んでいるので、思わず笑ってしまいます。

そして12月に行う次の学期末試験を楽しみにしている私です。


【愛しの上腕ニ頭筋】

ジャッキーチェンを白馬の王子様と思っている私は、好みの男性の基準はずばり!筋肉です。

といっても、シュワちゃんとかスタローンみたいな過剰なマッチョは上腕ニ頭筋が育ち過ぎ!!

ちょっとおなか一杯という感じで、ジャッキーくらいが理想です。

どちらかといえば細身にみえて、ちょっとした動作で上腕ニ頭筋に筋すじが見えるってのが私の中では最高!!
その上少年っぽい笑顔だったら言うことなし!

男は上腕ニ頭筋、女は鎖骨と頑なに信じきっている私です。

Vo Van Nhat Viet(ボー・バン・ナット・ヴィエット) 23歳・・・・愛しの上腕ニ頭筋 1

Le Quan Minh (レ・クワン・ミン) 18歳・・・・・・・・・・・・ 愛しの上腕ニ頭筋 2

2人ともベトナム人。 どちらもなかなかの上腕ニ頭筋。

なかなかのルックス。 そして当然、私のお気に入りの生徒です。

ボーの方は来てそうそうやっぱ国に帰る!!といって帰国してしまいました。

残念。。。。

そして、クワン・ミンのほうも10月に帰国してしまいました。

最近仲良くなって少しずつお話するようになってたのに、非常に残念。。。。おばちゃん悲しいぞ。

どうして上腕ニ頭筋の素敵な子に限って早く帰っちゃうの?って。。。気のせいですね。

そんな訳で、すぐ次の「愛しの上腕ニ頭筋 3」を見つけようと思っていましたが、もう見つけちゃいました。

それも「愛しの上腕ニ頭筋 4」まで。

どちらも日本人女性で、1人はこの学校の先生、もう1人は生徒さんです。

二人ともほっそりしているのですが、体を鍛えているせいか、ちょっとした動作で筋すじが見えるのです。そんじょそこらのやわな男よりもすてきぃ〜

その上2人とも鎖骨も綺麗にくっきり浮かんでて、上腕ニ頭筋プラス美鎖骨なんて。。。トレビアン!!

って女性に目を輝かせてはいけませんね!!

さ、早く「愛しの上腕ニ頭筋 5 (男性)」を見つけようっと。


【I miss you・・・・】

この学校に勤め始めて7ヶ月。一体何人の生徒に言ったでしょうか。

「I will miss you・・・・」

毎日顔を合わせ馴染んでくると生徒に情も移ります。

そうして、お互い気心が知れた頃になるとそれぞれの国に戻っていったり、英国やオーストラリアに留学したりしてこの学校を去っていきます。

私はめっちゃくちゃ淋しがり屋です。

弱虫の自分が嫌で強くなりたいと思ったことも日本を離れ外国で働くようになった理由の一つだったはず。

それなのにこの仕事は出会っては別れるの繰り返し・・・・

しまった!!と思ってます。

選んだ仕事が悪かった。。。。

キティポンがいなくなりました。

今思うと最後に会ったのが11月7日 金曜日の授業の後。

ちょうどお昼に出かけようとしていた私と学校の前ですれ違ったのですが、キティポンはその時に何か言いたそうにこっちを見ていました。

私はその日がキティポンの最後の日だなんて知らなかったので、いつものように「またね!」って遠くから声をかけたのが最後になってしまいました。

次の週に彼が来ないのは公立学校の試験を受けているからと思ってましたが、試験が終わったあと一旦タイに戻り、そのまま公立学校に入学するので、もうここには来ないとのこと。

淋しいです。

学校業務はこんなことの繰り返しだって頭の中では分かってますが、やっぱり淋しい。

淋しくて、淋しくて、淋しくて、どうしようもなくて・・・・・泣きました。

キティポンは私がここで働くようになってすぐに入学した子供の生徒です。

毎年10歳前後の子供達が入学しますが、私にとってははじめての子供の留学生。

その上、授業が終わってからも一緒にいる時間が長かった上、怪我をする事件もあったりして、私にとっては他の子よりも思い入れのある生徒です。

それにすごく可愛いし楽しい子だったし。。。。

生徒に情を移すのが悪いことだとは思ってません。

生徒を可愛いと思わないと成り立たない仕事だと思ってます。

でも、私は入れ込み過ぎているのかも知れません。

彼らにとってはここは通過点の一つにすぎないのです。

生徒達の方は新しい世界に移っていかなきゃいけないからこっちが思うほど、思ってくれない、でもそれでいいのでしょう。

そうでなければいけない。

でも、おばちゃんは淋しいぞー

来年また新しい子供の生徒が入学してくると思います。

それまでには私もこの気持ちと折り合いをつけることに上手くなってることでしょう。

と思いたい。。。

そうです、もっと強くならないと・・・・

2,003年12月4日 From Singapore By シェルピンク