ワー!熊が出た
11月初旬の連休を利用して骨休(脂肪もだいぶ付いておりますが)めの為に、3泊4日で北海道の道東を旅行してきました。
今回は、女満別空港からレンタカーで周遊したのですが、4日間信じられない程の天候(全て快晴)に恵まれて網走、知床、屈斜路湖、摩周湖とまわり、知床連山、国後島、摩周湖等々全て絵葉書以上にきれいに見え非常に感激しました。11月2日日曜日の早朝、知床峠への横断道路のゲートが閉まっておりましたので、まず知床五湖に向うことにしました。その途中、知床大橋・カムイワッカの滝への林道のゲートが開いておりましたので自然とそちらのほうに車を進めました。
快晴で秋風が肌に心地よく、窓を開けて知床林道の景色を楽しみながらゆっくりと走っておりましたが、知床大橋、カムイワッカの滝へあと約10分程度で到着するという地点で、9:46AM頃(デジカメの撮影記録)このお天気につられてか、
なーんっと、羆の親子連れと出会いました!!!
(熊の写真をご覧になりたい方は上の文字をクリックして下さい)
妻と私で殆ど同時(妻は、自分が一番先に見つけたと主張しておりますが)に
「ワー熊だ」
と叫び、妻は興奮してハンドルをにぎる私の両腕を叫びながら掴んだものですから運転不能となり、慌ててブレーキを踏み早速デジカメを取出して写真撮影に移りました。なにしろ、生まれて初めての経験で、ビックリし、慌ててデジカメのシャッターを切りましたが、車中で興奮し暫く我を忘れました。
途中で電池が切れて慌てて入れ替えましたが、電池が途中で切れなければもっといい写真が多くとれていたかもしれません。
メーカーに是非、千載一隅のシャッターチャンスを逃さない為にも、一秒程度のワンタッチで装着できるような予備の電池カートリッジの開発を御願いしたいものです。最初は向かって右側の林道山側のナナカマドの木に親熊が登り実を採ろうとしておりましが、林道側に突き出ていた為か諦めて下に降りました(写真"知床熊1")。
その後、道路の左側に移り、またナナカマドの実を狙い木に登りました(写真"知床熊2")。
今度は前回の失敗で学習したのか、実が成っている枝を折り(写真"知床熊2")、下に降りて後ろ足で立ち、折った枝の実を食べ始めました(写真"知床熊3、3B")。
しかしながら見た目は美味しそうですが、実際に食べてみるとまずいのか(I wish I could have tasted it as well!)多くの実を食べずに枝を手放し、森の中を海の方へ下って行きました(写真"知床熊4")。
多分、沢で水を飲み、シャケでも食べに行ったのではないでしょうか。さらに驚いた事には、当方がカムイワッカの滝と知床大橋まで行って、その帰りに10:22AM頃再び同親子と思われる二頭に出合いました(写真"知床熊5")。
この時は当方の車を見て、また土手を登り山の方向に帰って行きました(写真"知床熊6")。まあでも、こんな事は一生に一度あるかないかの事で、こんなに近くで会え(勿論、無謀な接近はしませんでした。写真では近く見えますがズームで撮っています。)、また、無事であった事だけでも非常に幸運と思っております。
もし、知床峠への横断道のゲートが開いていたら、最初に知床峠に行っていたのでしょうから、多分羆には遭遇していなかったでしょう。
それにしても、冬眠前の必死の脂肪備蓄の為とはいえ、人間が乗った自動車など恐れも警戒もせず、全く眼中になく悠々と行動し、あの巨体にも拘わらず、軽々と木に登り、ナナカマドの枝を折り、また、下に降りてナナカマドの実をほおばるところが見られて、ほほえましく思うのと同時に大変に感激しました。
何か、遠く離れていた家族に逢ったような感じがしました・・・・・。知床も現在、世界遺産に登録申請中との事ですが、いつまでも自然を保全して羆を始め貴重な野生動物と人間の平和な共存を望みます。
人間が自然の中に踏み込んで行くのですから、謙虚に、真摯な姿勢で、合理的なしっかりとした公園管理が必要になってくると思います。
心無い観光客が野生動物に必要以上に接近し、餌をやり自然破壊しない事を心から願っております。
事実、キタキツネは既に観光客が餌を与えるので道路に出てきて餌をねだるようになってしまいました。
今後、日光の猿の様な事にならないといいのですが……餌をねだって車に乗った人間を襲うようになってしまいます。羆がそのようになってしまったら………。
以上2,003年12月14日 By 反省猿のジロー
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